更年期の症状が出始めておよそ2年。
この2年間、家族の目に映っていた私の姿は、おそらくいつもダラダラしていて楽する事ばかり考えているグータラな半ひきこもり主婦だと思います。
というか、グータラしているわけではなく、ほんとに辛くて寝ているだけなんですけどね(--;)
以前、息子から
「なんでいつもゴロゴロしてるの?病気なの?」
と真顔で言われたことがありました。
これはいかん・・・と思いました。
昔、私の母が更年期で辛そうにしている時、「お母さんは病気なんだな・・・」と思って心配していたことを思い出しました。
母に聞いても、体調のことは何も話してくれずただただ大丈夫だとしか言いませんでした
きっと心配をかけたくなかったんだろうと思いますが、今までとは違う母の様子に言いしれぬ不安感を抱いていました。
当時の私は小学校低学年だったかな・・・。
なので、息子がこんなことを言うのも無理ありません。
旦那にはもちろん体調のことは話していましたが、具合いが悪い話ばかりするのも気が引けて、あまり詳しくは話していませんでした。
その為か、旦那からも
「そんなに辛いの?」
「さっきまで調子良さそうだったじゃん」
「気にしすぎだろ?」
などと、地雷を踏むようなことをバンバン言われました(--;)
どうして分かってもらえないんだろう。
分かってもらえないってすごく辛い。
分かってもらうために努力しなきゃ・・・もっと自分の事を話そう!
そう思ってからは、とにかく話しをしました。
「更年期とはこういうものなんだよ」「今私にはこんな症状があってこんなことが辛いんだよ」「今日は調子良さそうだよ」「でも1時間後の体調は分からないよ」「私がイライラしてたら言い返さず避難してね」「今は動悸が酷いから後で良い?」「今日は家事を手伝ってほしい」・・・
などなど、とにかく今の自分の状況を伝え話し合うようにしました。
息子にも、私の具合いが悪いこと、病気ではなくいつか元気になることを伝えました。
うちの旦那は基本的には優しいので、私に無理をさせるようなことは言いません。
でも、お互い嫌な気持ちにならずに済むように、もっと旦那が分かりやすいように自分の状況を話すようにしました。
私が旦那に何かを頼む時も、「今辛いからお願い・・・」ではなく、「今動悸が酷くて動いたらめまいしちゃうからお願い」と言うと旦那の反応が全然違いました。
「辛い」だけでは伝わっていなかったようです。
そして、症状を軽くするために頑張ってしていること、食べるようにしているもの、自分が得た情報などもよく話すようにしました。
すると、そのうち旦那の方から「更年期には○○が良いんだって~」なんて言葉が出るようになりました。
すごく嬉しい気持ちになりましたね~♪
旦那の方からアドバイスしてくれるなんて!
それまでは「ふ~ん、そうなんだ」でしたから。
話す事って本当に大事です。
分からない部分があるとどうしてもイライラするし喧嘩になります。
でも、よく話し合う事で相手の状況を理解し、相手の立場に立って考えられるようになる。
全ての人がそうではないかもしれないけど、少なくとも話すことでスッキリするし、相手の耳に入れておくだけでも違うと思います。
どこかの病院の先生のブログを読んだ時、更年期の症状が重い人は診察の時に機関銃のように話し出す人が多いと書いていました。
それは、家で話をしていないからだと。
更に、家族に理解者がいると症状が重くなりにくいと書いていました。
薬などで改善していくことも大切だけど、家族の理解とサポートが改善への近道なのかもしれないと私は思っています(^^)
普段、あまり自分の体調のことを話していない方、ありのままもっと話してみてはいかがでしょうか?
家族の理解があるだけで気持ちが軽くなります。
そして何かを手伝ってもらえたり優しい言葉をかけてもらえたら、自分自身が楽になるし家族に対しての感謝も生まれます。
もっともっと楽になっちゃいましょう(^^)