先日、更年期症状がある女性のおよそ8割が医療機関を受診してないというニュースを見ました。
何故、つらい症状があるにもかかわらず受診しないのか?
不思議に思う方も多いとお思いますが、ニュースでは「治らないから」「病院に行くほどではないから」という理由が多かったと言っていました。
更年期というのはいわば自然の摂理ですから、そもそも「治すもの」というより「過ぎ去るのを待つもの」という認識が強いのかもしれません。
病院に行っても治療に効果があれば良いですが、全く効果が出ない人だっています。
症状も人によって様々で、寝たきりになってしまう人もいれば軽く済む人もいます。
更年期ってほんとに人それぞれ全く違うんですよね。
私は症状が出始めたころに婦人科を受診しましたが、現在は通院していませんし治療を受けていません。
ニュースでは、どこかの婦人科医師が「適切な治療を受ければ改善するからぜひ受診を!」と訴えていましたが、私は思わず「適切な治療?私は適切な診察さえ受けられなかったよー」と思ってしまいました。
初めて更年期の相談で婦人科を受診した時、「ホットフラッシュがないから更年期じゃありません」と言われ、それ以来更年期での受診はしていません。
このブログで何度も話すエピソードですが、別にその先生を恨んでるわけではありません(^^;
もちろん、適切に診断して効果の高い治療をしてくれる病院も多いと思いますが、私みたいに更年期じゃないよと言われてしまったり、治療法が自分とは合わなくて辛い思いをしてしまったり、そもそも更年期についてあまり詳しくないんじゃないの?と思うような医師も結構いるように感じるんですよね。
あくまでも推測の域ですが、わりと同じ意見が更年期仲間から聞こえてきます・・・
「なぜ症状があるのに受診しないの?病院に行けば治るのに!」
一般的な意見としてはそう思うのが普通なのかもしれないけど、私としては。。。
「確実に私の更年期症状を理解して、確実に回復できる治療法を提案してくれる病院はどこにある!?病院行けば治せるのに怠慢で受診してないわけじゃないんだよ!そういう病院が見付からないから自分一人で何とかしようともがいてるんだよ!」
といった感じですかね。
更年期症状がある人が病院に行かないのは、単に行きたくないとか我慢できるからとか、そういった理由の人ばかりじゃないと思うし、むしろその方が少数なのでは?と思ってしまいます。
症状の大きさに関わらず、誰だって更年期症状をなくしたいと思っているはずです。
単に、「受診してね!」と呼びかけるだけでなく、なぜ受診しないのかもう少し深堀して患者を受け入れる体制を整えてくれたら・・・と願うばかりです(´•ω•`)
ちなみに、更年期症状を感じている女性は40代でおよそ3割、50代でおよそ4割いるそうです。
思ったよりかなり少ないなと思いました。
症状が出る人と出ない人、重い人と軽い人の違いや原因が解明できたら、更年期治療ももっと効果的なものになるんじゃないかなと思うけど、それもまた難しいことなんでしょうね。。。
ほんとになんで私はこんなに症状が出るんだろう?
考えれば考えるほど悲しくなります(´;ω;`)
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