辛く辛く長ーい更年期。
症状の程度は人それぞれだけど、同年代の友達と話してるとやはりみんな体のどこかしらに不調を感じている人が多いように思います。
早く終わってくれ!
また前のように元気になりたい!
更年期が終わったら遊びまくる!食べまくる!
私がこんな野望を抱けるのはある希望があるからです。
更年期が終わったら絶対元気になれる!!
それだけを考えて辛い毎日に耐えています。
でも・・・更年期が終わったらほんとに元気になれるのかな?
人生を終えるその日まで、ずっとずっと元気でいられるのかな・・・(´・ω・)?
ふとそう思いました。
たとえば私の母の場合なんですが。。。
あ、まだ健在ですが(^^;
母の更年期は40代半ばから50歳を過ぎた辺りまで(本人うろ覚え)。
症状はほぼ私と同じ感じだったようです。
そして、更年期が終わった50歳代前半、母がどんな感じだったかというと・・・
それはそれはめちゃくちゃ元気でした!
週5でスーパーのパートをしながら家事育児もこなし、更年期の終わりとともに父と始めた趣味の社交ダンスにはまり、週3でダンスの夜練に出かけ、その後遅くまで父と共にダンス仲間と飲み会へ行くこともしばしば。
月一で旅行を楽しみ、大好きなカラオケに出かけることもしょっちゅう。
今考えると父が色々連れまわされてる状態で、とにかく時間があれば外に出て遊びまくっている主婦でした(笑)
もちろん、やるべきことも完璧にこなしていましたよ~
当時私は中学生くらい。
更年期で寝込んだり吐いたりぐったりしていた母が急に元気になったものだから「えぇっ・・・何があった( ̄▽ ̄)!?」って感じでポカンと見ていました。
でも生き生きとして元気になった母を見てなぜかホッとしたのを覚えています。
多分、私は更年期を病気だと思っていたのかも・・・
母は70歳くらいまでそんな感じで遊びまわっていましたが、70過ぎくらいからは体力もなくなり家にいることが多くなりました。
そして現在80代半ばの母。
体の不調が多く、日課の散歩に出かけるのがやっとの状態です。
腰痛、耳鳴り、不眠、後鼻漏、聴力はほぼなし。
それでも病気は何一つありません。
病気は何もないのだけど・・・薬が増えたり、体の色んな不調に悩まされる毎日だと言います。
あんなに元気だった母はヨチヨチ歩きになってしまい、日々できないことが増えていきます。
高齢なのでそれは自然なことだし、それが老いるということだとは分かっているけど・・・母はこう言います。
「更年期が終わって元気になったら体への思いやりをなくしてしまった。もっと労わったり、老化に備えてできることはたくさんあったはずなのに何の準備もしてこなかった。そのツケが回ってきたのかねぇ・・・」
と。
老後に備えてできることって何だろう?
食生活をきちんとすること?
運動して丈夫な体を作っておくこと?
体の不調を放置しないこと?
無理をしないこと?
今の私には分からないけど、更年期が早く終わる事だけを考えていた私はハッとさせられました。
更年期が終わったからといってそれで終わりじゃない。
元気になってラッキー♪と喜んでも良いけど、体への思いやりは絶対に忘れちゃいけない。
自分が次のステージへいっても辛い目に合わないよう、準備をしておかなくちゃいけないんだ・・・と。
せっかく更年期で体をいたわることを覚えたのだからそれを活かさなきゃと。
更年期が終わって元気になっても、それは元に戻ったのではなく次のステージに進んだということ。
それを忘れちゃいけないんだなと、母の言葉で気付かされました。
母は今はちょっと辛い状態だけど、それでも楽しみを見つけて日々穏やかに暮らしています。
そして私に、「今日の体調はどうなの?体は大切にしなきゃだめだよ。」と毎日のようにメールしてきます。
更年期を迎えた娘をいまだに心配してくれる母に感謝ですね。
母にはまだまだ教わることがたくさんありそうです。
子供のころ、可愛いね♪と母と笑い合った思い出の花「イヌノフグリ」。春ですねぇ(*´ω`*)
私は更年期後、どうなっているのか?
どう過ごせば良いのか?
老後をどんな風に過ごすのか?
まだ考えるのは早いのかもしれないけど、老後の体は今の積み重ね。
今を大事にしなきゃなぁと考えています。
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