このブログを覗いて下さる方の中には、すでに更年期真っ只中という方もいらっしゃると思いますが、少し更年期について話してみたいと思います。
更年期とは。。。
閉経を迎える前後5年間を更年期といいます。
個人差はありますが、だいたい50歳で閉経すると考えると、45歳から55歳の10年間を更年期というそうです。
自分がいつ閉経するかなんて分からないけど、だいたい40歳過ぎたあたりで体の変化を感じる方が多いみたいですね。
早い人は30代で、プレ更年期に悩む方もいます。
症状としては主に、ホットフラッシュ、冷え、肩こり、腰痛、しびれ、動悸、めまい、頭痛、耳鳴り、吐き気、便秘、下痢、月経異常、鬱など・・・その数は200種類以上あるとも言われています。
そして、よく耳にする「更年期症状」と「更年期障害」は同じではありません。
更年期症状・・・更年期の様々な辛い症状
更年期障害・・・症状によって日常生活に支障をきたしてしまうほど重いもの
生活に支障をきたすというのは、寝込んでしまう、食事がとれない、眠れないなどでしょうかね・・・。
様々な辛い症状が起こる原因は、加齢により卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が急に減少してしまうことにあります。
女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部から脳下垂体へ、そして卵巣へと指令が伝わります。
ところが、機能の衰えた卵巣は指令が出てもホルモンを分泌する事ができません。
すると脳は「なんで出さないんだ~!」と混乱してしまい、その影響を受け自律神経も一緒に乱れてしまいます。
自律神経は、血流、体温調節、発汗、心拍、消化機能など重要な機能をコントロールしています。
その自律神経が乱れてしまうわけですから、体のあらゆるところに支障が出るわけですね。。。
更年期は体のメンテナンス期
更年期に悩んでる方、どんな症状に悩んでいますか?
きっと、みんな違う答えが返ってくるでしょうね。
私は現在は、動悸、吐き気、肩こりなどがキツい症状ですが、我慢できる小さな症状を挙げたらきりがありません。
症状には波があり、全然平気な日もあれば何も手につかないほどグッタリな日もあります。
「最近調子が良いかも~♪」なんて浮かれた翌日、酷い動悸に襲われ動けない・・・なんてこともザラにあります(*_*;
更に、症状が変化していく事もあります。
私の場合ですが、今年に入ってから吐き気の症状が加わりました。
これが1番キツいです・・・。
食べる事が大好きで、ストレス解消法の一つだったのに(T_T)
今後はホットフラッシュも始まるかもしれません。。。
でもね、あれこれ不安に思って考えすぎたり、体に鞭打って頑張りすぎたり、何とか元の自分に戻ろうとするのはやめました。
卵巣の機能はどう足掻いてももう戻らないんですから。。。
「何で前みたいに動けないの~!!」と自暴自棄になったり焦ったりせず、体が悲鳴をあげてるなら自分を甘やかし、体を助けてあげる気持ちで楽になる方法を探ってみる。
そして、今の体を元に戻すのではなく、卵巣がお休みしている状態に順応させ、体を新しいステージへと更新していくようなイメージを持ってみる!
こんな感じで更年期を受け入れたら何だか気が楽になりました。
更年期がどうしてやってくるのかをきちんと理解する事、これってとても大事なことだと思います。
どんな症状が現れても恐れることはありません。
体に病気があるわけではなく、当たり前に年を重ねているだけなんですよね。
でも健康診断は毎年受けています!
とは言っても、辛いときは弱音吐くしへこたれますけどね(^^;
だって人間だもの~(*´-`)
更年期は誰にでもやってくるし必ず終わります。
今は体のメンテナンス期間。
これを機に自分の体をもっと大事に考え、体に必要なものをどんどん取り入れていこうと思います!